日々のつぶやき

なんとなく興味のあることを書いています

生活改善PJ

自宅の生活を良くしよう!ということでお仕事ライクな考え方で投資をしていくプロジェクトを「生活改善プロジェクト」と銘打ってやっている。

 

考え方は費用対効果を重視すること。基準にしたがって物事を考えることで「買うべき」「買わないべき」を迅速に判断できることをメリットとしている。

とは言っても分かりにくいので具体例を。

①棚の購入

家に新しく収納(例として棚)を買う場合を考える。問:いくらまで出してもよいか。

我が家の家賃は78,000円/月である。20平米なので平米あたり3,900円/月、と算出できる。ニトリのカラーボックスが2848円で床面積が5段(上にもモノを乗せるなら6段)増えるので、棚板一枚あたりの面積(45cm*30cm=1350cm^2)×5段=6750cm^2=0.68m^2床面積が増える計算である。この投資が産むメリットは0.68×3900円=2650円と計算できる。1か月で元が取れる計算となる。

カラーボックス(MCB-17545 DBR): 収納・ラック・ドレッサー - 【ニトリ】公式通販 家具・インテリア通販のニトリネット

「得をするから買う」というわけではなく、物を買う時に費用的な重さを金額だけで見ると変なことになるよ、という話である。一か月で元が取れる買い物なので、例えば2年後に引っ越すから…などと考える必要はない、と言える。

 

②特急に乗るか、鈍行で行くか

特急の非日常感、鈍行の旅情、甲乙付けがたいものがある。が、その選択がどれほど「お得」なのかを計算したい。例えば、東京から大阪まで鈍行で行くか、新幹線で行くか。

鈍行で行く場合、だいたいは青春18きっぷを使うと思う。青春18切符を1枚で買うとなると時期によって値段も変わってくるが、3500円より高いことは無いと思う。一方の新幹線は14320円である。ざっくり差額は11,000円くらいか。

さて掛かる時間だが、新幹線は2時間40分程度、対する鈍行は早くても9時間半くらいである。こちらも差はざっくり7時間。

「鈍行の時給」とも言うべき計算はよく見かけるが時給が1500円以上の人は新幹線、それ以下の人は鈍行を使う方が「お得」である。ちなみに他の場所でもこれくらいの値になることは多い。おおむね学生なら鈍行、社会人なら新幹線/特急列車とイメージと合うように感じる。

 

まとめ

①、②ともに別に「お得」だからそちらを選択せよ、という話ではなく、購入金額が安い高いで判断をすると間違えるよ、という話である。変なところでケチるより、こういう面倒な計算をするだけで後悔が無くなって、意思決定の時間が短くなって自分の時間が増えたことを実感している。